08年1月〜3月の気に入った記事の切り抜き+ssです
 話題の関係から日付が前後するのは仕様です。


3/28(金) 気候気候
やまない雨はない。


思えば、
雨が全然降らないところもありますね。

さてさて、
なんだかリアルな表現のように思えてきましたよ。
気候気候



3/25(火) 複線回収しました
まさかこんな事になろうとは・・


出掛けようと鞄を手に取ったその時でした。
香ばしいたこ焼きの匂いが
漂ってくるではないですか、

「これは・・・いつぞやに捨て損ねたゴミ!」
そして思い出される"その時"

おっと、持って帰ってしまったよ、
次ぎ使う時にでも捨てるとするか〜。



その時は、こんな事になろうとは思ってた!?
その時は!

忘れていたのが誤算でしたね。



2/15(金) 指キタスネットワーク
ユビキタスという言葉をご存知ですか?
え〜と、ですね・・・

箪笥の角に足をぶつけて、ユビキタス
包丁に力が入りすぎて、ユビキタス
ピアニストの鍵盤さばき、ユビキタス
組織を抜けるけじめに、ユビキタス
嘘ついたらハリセンボン飲〜ます、ユビキタス

ー以外の何かです。



こんばんわ、ハルマK7です。
話は変りまして、
うちの外付けのスピーカー

室温が妙に低かったり高かったりすると、
激しくノイズが入り、
味のあるサウンドになるんです。

味のあるサウンドです。
味の・・・

ザ、ザザー、ブツブツブツブツ・・・
やっぱり、鬱陶しいだけだ!



2/8(金) 切り口
テーブルの上に水の入ったコップが置かれていて、
その下に小石でも置いてあるのだろう、
右に傾いている。

それをどけて、
コップをまっすぐ立たせてみたところ、
中の水がこぼれた。

コップの口は斜めになっており、
先程の状態でちょうど水平に保たれていたのだ。

このコップは使えない。
使うにしても口を水平になるよう戻してから使うだろう。

すべてのコップの口を斜めに切り、
その下に石を敷く選択肢もあるのに。

そんなことよりこぼれた水の始末をどうするのかが問題となる。
これを作ったのは誰?
これを置いたのは誰?


つまり、そういうものかもしれない。



2/6(水) 鏡の向こうに不審者
そう、あれは月曜の日も沈んだ頃の事でした。

試験の手ごたえが思わしくないなぁ・・・
と、帰路の途中で見かけた
コロッケ屋の看板が、

あまりに抽象的で
おいしそうに見えない件について考えていると、
試験の手ごたえ気にしてるの口先だけやん!


小学生の小集団が現れ、
その会話が少し耳に入ってきました。
「不審者がでるから」

おぉ、不審者ですか。
テレビや新聞で大人気の、あの不審者ですか。
お子様は流行に敏感ですね(違う)


で、何不審者でしょうか?

不審者といってもいろいろあるはずです。
挙動不審者
思考不審者
先行き不審者
食欲不振者
成績不振者

はっ、
後半字が違ってる!
学力不審者です。


それ以前に、いまさら月曜のことを書くのはどうかと・・



2/1(金) まゆつば統計
今回の更新で大体5年分の
どうでもいい話のストックが出来ました。


※その頃のデータは残っていません


過去日記から計算すると、
1ヶ月でストックされる記事の数は6前後
となっています。

つまり、一ヶ月間に「キタこれ!」
という出来事は6回前後ですね。
・・・やる気出てきた。



1/25(金) なぞだらけ
上は大水(おおみず)、下は大火事、
四方霧に囲まれて、前門には虎の手足に、猿の頭で尾が蛇の〜♪

こんばんわハルマK7です。
今日は雪が積もりました。
発泡スチロ・・・違います、雪です。



1/21(月) 割る側を返すのー
<問題>
ここに、5つのみかんがあったとします。
これを分数で表すとどうなるでしょう?



5/1と答えた人は1つを1とした人で、
自分を大切にできます。

5/5と答えた人は全体を1とした人で、
広い視野を持っています。

5つのみかんに変化はないと答えた人は、
おなかがすいています。

その他の回答を用意された人は、、
わりと暇な人です。

そして、答えなかった人は賢者です。
攻撃魔法と回復魔法のどちらも習得できます。



1/12(土) びりびびびび・・
エアコンが爆音を立てて始動するのです。

喩えるなら、
大型旅客機のエンジン音みたいな感じです。


私の部屋のエアコンなのですが、
スイッチを入れると、
壁やら窓やら天井やらと共鳴してそれはもう・・



1/19(土) 圧力釜


"なんとなく"から理由は引き出せても、
理由から"なんとなく"を引き出せない。

そう思う時があるのです。


必要なものは、
明日への憂いですね。

今日もエアコンが元気に呻いています。



1/17(木) 犬は喜び鶏こけこ
今年初の降雪を確認しました。

今思えば、
「雪降って地固まる」
の方がしっくりきますよね。

え、
ただの路面凍結
チェーンの装着をお忘れなく〜






3/24(月)掲載 ニセヤサシサ

-3月病-

「嫌な季節が来るっ!、どいつもこいつも4月だけ良い人ぶるんだ」
「夏も近づくころには手の平を返したように本性を現すんだ!」
「5月病?そんなの全然マシ!、4月病の連中に比べたら全然マシ!」
「あー、もうっ!、明日なんて来なけりゃいいのにぃ!」
「先生・・・これは?」
「3月病ですな、薬を渡したら、とっとと帰ってもらってくれ。」



9/24(月)掲載 魔球

男には戦わなければならない時がある。
今がまさにその時だ、俺は戦場に立った。
ルールは攻守一回づつの三球勝負、成績の良い方が勝ちだ。

「得意の変化球でこいよ!」
俺の挑発に奴は、変化球なんかじゃねぇ・・・魔球だ。と言い張った。
面白い、その魔球とやら、とくと拝ませてもらおうじゃないか!


−魔球−


トンと軽い音を立てたキャッチャーミット。
恐る恐るその中をの覗き込む、やはりそれは・・・・
俺の見間違いでなければ、人形の首だった。
「ま・・・魔球だ。」

そう、嫌な予感はしていたのだ。
奴の手から離れたボール、回転量が異様に少ないことから
てっきりナックルの類かと思った矢先、それを見てしまった。
ワサワサとゆれる黒い髪の間から覗く、死んだ魚のような目を。
この時ばかりは自分の動体視力を死ぬほど恨んだ。

「な・・・なんだよこれ!?」
「恐ろしさのあまり動くこともできなかったろ、フフフ」
うろたえる俺に奴は勝ったと言わんばかりにほくそ笑んだ。
「怖えぇよ!」
「こいつは使うたびに俺自身をも蝕む狂気の魔球なのさ。フフフ」
それは、人形に呪われてるだけじゃないのか?!


二球目、
今度は生首が来ようが、奴が手ごと投げてこようが、
遠慮なく当ててやるつもりだ。そう、勝つために手段を選ばない。

「喰らえ!飛行魔球!」
飛行しない方が魔球だろう。と、思わずツッコミそうになったが、
コレこそが今度の魔球の正体かもしれない。ここはぐっと抑えて・・・

だが、放たれたそれは、球ではなかった。
何だ!、何投げやがった?!、とにかくボール以外の何かが、来るっ!
焦らず、未確認飛行物体のコースに合わせ、渾身のフルスイング。

こっ、
かすったような音を立て、するりとバットをぬける飛行物体。
宙を振りぬいたバットを下ろし、キャッチャーミットを覗き込む。

「なっ・・・!?」
ヒーローフィギュアだった。
当ったのであろう右腕がありえない方向に曲がっていた。
いや、本当にありえないのは奴の神経なのかもしれない。

「見たか!、これぞ飛行魔球!、横向きに直進する人形の左腕から、頭、マフラー、
右腕を通る気流と、胴体左側面から左足、右足、を通る気流との速度差によって、
人形に揚力が発生し、飛行が可能となるのさ!」

「お前、バカにしてんのか?!」
つーか、ベルヌーイに謝れ!


三球目。
もう、吹っ切れた、
何が来たって今度こそはぶっ飛ばしてやる!

ついでに攻守交替の際にはアイツもぶっ飛ばしてやる。
「こいっ!いい気になっていられるのもこれまでだ!」
左手を思いっきり伸ばし、ホームランを宣言する。

「ハッ、今更遅せぇな、煮え滾れ俺のハイテンション、まだ120秒は戦えるっ!」
そういうと奴は、また何か仕込んで構えやがった。
・・・って、二分かよ!ウ○トラマンでももうちょっと頑張るぞ、オイ!

「喰らえ!耐震偽装魔球!」
ぶっ、お前の球は建築物かよ!、と、ツッコミかけたが、
よく見ると、飛来する物体は間違えなく、その、なんだ・・・家?
しかも、断面図のように内装が丸見えで生活観があふれ出ている!

「ちょ、なに?!、何かのジオラマか何かか?!」
「ドールハウスだっっ!!!!」
かしゃっ!

心地の良い破壊音とともに、無数の破片が飛び散る。
「ファール」
アホみたいな台詞が後ろで体に付いた破片をはたいてる審判から
聞こえたような気がするが?
「目がっ、目がぁーー!!」
あーあ、キャッチャーは眼球直撃かよ可哀想に・・・

「なかなかやるようだな、四球目を仕込んでおいて良かったぜ。」
「・・・・・」
交代したキャッチャーは宇宙服のような防具をつけてきた。
新キャッチャー、それは正解かも知れん。


男には戦わなければならない時がある。
今がまさにその時だ、そして俺の頭の中は、
攻守交替後、奴に喰らわせる魔球のことで一杯だ。



9/6(木)掲載 大自然
俺は知っている、
そう、究極のインドア野郎・・・
引きこもりサバイバー


−大自然−


自宅どころか、自室から一歩も出ることなく、
自給自足の生活を営むのだ。

一度彼を訪ねたことがある。
扉を開けると、三分の一くらいあけられた天井の穴からそそぐ
まぶしい日差しと、目の前を塞ぐ密林に眩暈を覚えた。

床に敷き詰められた土、そこには様々な作物が自生しており、
野生動物ならぬ室内動物が、僅か6畳間に独自の生態系を築き上げていた。

「ガスが止められて、食い物に火が通せない」
そう言いながら、手元の火おこし機?を動かしていた。

その翌日のことだった。
すっかり全焼した家、ちょうどあの部屋のあった位置に彼はいた。

「肉がなかなか焼けずに、ついカッとなって火力を上げすぎたんだ。
僕はヤケになっていたようだが、ヤケたのは家の方だったよ。」

・・・・・
すっかり灰になった室内大自然を見下ろしながら、
二人して季節はずれの寒波に震えた。





3月分が少ないなぁ・・と思い、
溜め込んだ結果が、これです。
・・・ByハルマK7